1株で株主優待がもらえるオススメ銘柄10選|ミニ株なら少額でクオカードや割引券をゲット

- 1株から株主優待がもらえる銘柄を知りたい
- おすすめ株主優待銘柄を教えて
- 個人投資家の桐谷さんのように、優待生活をしてみたい
2024年から新NISAやSNS、YouTubeの影響で株主優待投資に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
ただし一般的に株主優待をもらうためには、100株(1単元)以上の保有しなければならず、最低でも数万円〜数十万円の投資資金が必要です。
そのため、資金面がネックで株主優待投資を始められないと悩んでいる方もいるでしょう。
この記事では、ミニ株や単元未満株として1株を保有していれば株主優待がもらえる10銘柄を紹介します。さらに5万円・10万円で優待が受け取れる銘柄も紹介するので、少額から株主優待投資をスタートしたい方は参考にしてください。
1株(ミニ株・単元未満株)でも株主優待はもらえる?

1株(ミニ株・単元未満株)でも株主優待はもらえるかについて、以下2つを解説します。
- 1株でも株主優待をもらえる銘柄がある
- ミニ株では株主優待をもらえないこともある
1株でも株主優待をもらえる銘柄がある
基本的に株主優待を受け取るためには「100株(1単元)」以上の株式を保有しなければいけません。
ただし銘柄によっては、ミニ株・単元未満株とは、100株(1単元)よりも少ない単位で注文でき、さらには1株保有するだけで株主優待をもらえます。
具体的な銘柄は、「1株から買えて株主優待ももらえるオススメ銘柄10選」で解説しているので参考にしてください。
ミニ株・単元未満株については、以下の「1株から買える銘柄13選|ミニ株・単元未満株のオススメや注意点を解説」で詳しく解説しています。
ミニ株では株主優待をもらえないこともある
ミニ株では、株主優待をもらえないケースもあります。
そもそもミニ株には「株式ミニ投資」と「単元未満株」の2つの意味があり、「単元未満株」のことを指すのが一般的です。
※この記事でも注釈がない限り「ミニ株=単元未満株」として扱います。
株式ミニ投資 | 単元未満株 | |
概要 | 10株単位で取引する方法 | 1株単位で取引する方法 |
名義 | 取扱証券会社 | 投資家自身 |
株主優待 | もらえない | もらえる |
一方で、「株式ミニ投資」では、株式の名義は証券会社となるため、株主優待はもらえません。
株主優待は名義人である証券会社が受け取り、換金可能なものは現金化して投資家に分配する仕組みです。
一方で「単元未満株」における株式の名義は投資家自身のため、株主優待をもらえます。
ミニ株で投資する際は「株式ミニ投資」と「単元未満株」どちらを意味するのか必ず確認しましょう。
1株から買えて株主優待ももらえるオススメ銘柄10選

1株でも株主優待がもらえる10銘柄を紹介します。
株主優待を体験してみたい、配当を受け取って資本家の気分を味わってみたいという方は参考にしてください。
1.上新電機
関西を地盤とする家電量販店の会社です。株主優待や配当の情報は下記の表を参照してください。
1株株主優待の内容 | 5,000円分(200円券×25枚)の株主優待券 ※保有株数が1株から99株までの方 |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ2,500円 |
1株当たり配当金 | 75円 |
配当利回り | およそ3% |
優待の権利確定月 | 9月 |
1株からでも、5,000円分の株主優待券が受け取れます。近くに店舗がなくても、公式通販サイト「Joshin web」で使えるのも嬉しいポイントです。
ただし株主優待券は、買い物金額2,000円ごとに1枚しか使用できないため、家電の買い替えをはじめとした大きな買い物をする際に活用しましょう。
2.京セラ
京セラは「ファインセラミックス」の専業メーカーとして創業しました。この素材は自動車やスマートフォン、小学生探査機など幅広い分野で活用されています。
さらに現在では半導体関連部品やプリンター・複合機、医療用製品の開発などグローバルに事業展開している企業です。
1株株主優待の内容 | ・自社製品 ・サービスの優待価格販売 ・エネルギー関連製品 上記を購入するとギフト券プレゼント |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ2,150円 |
1株当たり配当金 | 50円 |
配当利回り | およそ2.35% |
優待の権利確定月 | 3月と9月 |
電動工具・ガーデン機器・装飾品など幅広い商品を優待価格で購入できます。さらに京セラグループのホテルにも優待価格で宿泊できるため、旅行好きな方にオススメできる企業です。
3.ニップン
ニップンは製粉や食品事業を主力とする企業です。なじみのある商品では、「オーマイ」ブランドのロングパスタやパスタソース、冷凍食品などがあります。
1株株主優待の内容 | 自社商品の優待販売 ※アマニ油・サプリメントなど |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ2,300円 |
1株当たり配当金 | 56円 |
配当利回り | およそ2.47% |
優待の権利確定月 | 3月と9月 |
ニップンの優待は自社商品を割安で販売してくれるため、家計に優しい優待サービスです。
4.パソナグループ
パソナグループはさまざまな人材サービスを提供している企業です。
1株株主優待の内容 | ・グループの淡路島施設の割引クーポン ・飲食施設30%OFF ・アトラクション50%OFF |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ2,500円 |
1株当たり配当金 | 70円 |
配当利回り | およそ2.8% |
優待の権利確定月 | 5月 |
淡路島の飲食店やアトラクションを格安で楽しめる優待です。淡路島へ旅行の予定のある方は、購入検討しても良いかもしれません。
5.SBIホールディングス
SBIホールディングスは、銀行の「住信SBIネット銀行」や証券会社の「SBI証券」をはじめとして金融事業全般を手掛けています。
1株株主優待の内容 | サプリメントや化粧品などを 50%割引で購入できる割引券1枚 |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ3,400円 |
1株当たり配当金 | 150円※2023年3月期の実績 |
配当利回り | およそ4.41% |
優待の権利確定月 | 3月 |
株主優待は、子会社のSBIアラプロモが販売するサプリメントや化粧品などを半額で買える割引券です。商品の中には1万円を超えるものもあるため、1株だけでも保有しておくと、すぐに元が取れる株主優待です。
6.日本ケミファ
日本ケミファは医療用医薬品のメーカーで、ジェネリック医薬品、新薬の開発の両方を行っています。
1株株主優待の内容 | 自社ヘルスケア商品優待セールの実施 |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ1,600円 |
1株当たり配当金 | 50円 |
配当利回り | およそ3.13% |
優待の権利確定月 | 3月と9月 |
株主優待では自社の各種クリーム、サプリメントの優待セールです。
薬局やドラッグストアにて取り扱いのある「モイスポリアホワイト」といったなじみのある商品も多いため、日常使いしている商品のある方は、1株だけ保有するのもオススメです。
7.リコー
リコーはプリンターやスキャナーなどの事務機器用品を主力にしており、近年ではITサービスにも取り組んでいます。
1株株主優待の内容 | 自社商品の優待販売 |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ1,150円 |
1株当たり配当金 | 34円 |
配当利回り | 2.95% |
優待の権利確定月 | 3月と9月 |
株主優待では、カメラをはじめとした自社商品を優待価格で購入できます。
8.NEW ART HOLDINGS
NEW ART HOLDINGSはブライダルジュエリー事業を主として、ヘルス&ビューティーやスポーツアート、フィンテックなどさまざまな事業を展開している会社です。
1株株主優待の内容 | ・ジュエリーの割引(15%・20%) ・エステティックサロンのサービス利用特典 ・オリジナルゴルフ用品の割引(20%) ・軽井沢ニューアートミュージアム無料観覧券 ・オークションへの出品手数料の5%に割引 |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ2,000円 |
1株当たり配当金 | 100円 |
配当利回り | およそ5% |
優待の権利確定月 | 3月 |
株主優待では、自社商品・サービスの割引や利用特典を受けられます。さらに2024年1月時点では配当利回りおよそ5%と高配当のため、安定した収入が欲しい方にもオススメの銘柄です。
9.三菱マテリアル
三菱グループの非鉄金属メーカーで、伸銅品の日本国内シェアトップです。
1株株主優待の内容 | ・自社貴金属製品の優待価格での販売 ・観光坑道の無料利用 |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ2,600円 |
1株当たり配当金 | 50円 |
配当利回り | およそ1.92% |
優待の権利確定月 | 3月と9月 |
株主優待では金・プラチナ・銀・金貨を優待価格で購入または売却ができます。またグループ会社が運営する観光坑道を無料で利用できる株主優待もあり、歴史好き・旅行好きの方にもオススメです。
10.ダイドーグループホールディングス
ダイドーグループホールディングスは、自販機販売を主力としている飲料メーカーです。特にコーヒー飲料の売上高はおよそ50%です。
1株株主優待の内容 | 自社商品の優待価格での販売 |
株主優待をもらうための最低投資金額 | およそ6,100円 |
1株当たり配当金 | 60円 |
配当利回り | およそ0.98% |
優待の権利確定月 | 1月 |
株主優待では自社商品の飲料や健康食品、ゼリーを優待価格で購入できます。普段からコーヒーやゼリーを食べているという方は、1株だけでも保有をしてはいかがでしょうか。
10万円以下で株主優待をもらえるオススメ銘柄3選

ここでは10万円以下で株主優待がもらえる銘柄を3つ紹介します。
基本的に1株でもらえる株主優待よりも、100株でもらえる株主優待の方が豪華です。
少ない投資資金で内容が充実している株主優待を受け取りたい方は参考にしてください。
1.竹田iPホールディングス
竹田iPホールディングスは、印刷事業やBtoBマーケティング支援サービス、半導体関連マスク事業、不動産賃貸事業を行っている会社です。
株価(2024年4月時点) | およそ830円 |
1単元(100株)の投資金額 | およそ83,000円 |
1株当たりの配当金 | 24円 |
配当利回り | およそ2.89% |
優待の権利確定月 | 3月 |
株主優待の内容 | クオカード |
株主優待はクオカード1,000円分をもらえます。クオカードはコンビニやドラッグストア、書店などあらゆるお店で使用できるため、無駄になりません。
さらに1,000株以上保有すると、クオカードに加え「新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kg」または「徳川美術館名品カレンダー」のどちらかをもらえます。
2.新田ゼラチン
新田ゼラチンは、食品・美容・医療・工業など幅広い用途に使用されるゼラチンやコラーゲンを、製造または販売しているメーカーです。
創業100年以上の実績があり、ゼラチンの国内販売シェアは60%に達しています。
株価(2024年4月時点) | およそ700円 |
1単元(100株)の投資金額 | およそ70,000円 |
1株当たりの配当金 | 16円 |
配当利回り | およそ2.28% |
優待の権利確定月 | 3月 |
株主優待の内容 | 自社の消費者向け商品 |
株主優待としては消費者向け商品を受け取れます。たとえば、持ち運びできるスティックタイプのコラーゲンである「コラゲネイド」や「ハピコラスティック」があります。
また保有期間によってもらえる株主優待の内容がグレードアップすることもポイントです。
所有株式が100株以上500株未満の株主は、保有期間が3年未満だと1,000円相当ですが、3年以上になると2,000円相当に増加します。
3.トーソー
トーソーは窓周りに使われるカーテンレールやブラインドを製造・販売するメーカーです。
特にカーテンレールの国内シェアはNo.1となっています。
株価(2024年4月時点) | およそ540円 |
1単元(100株)の投資金額 | およそ54,000円 |
1株当たりの配当金 | 10円 |
配当利回り | およそ1.58% |
優待の権利確定月 | 3月 |
株主優待の内容 | 図書カード1,000円分※1年以上の継続保有期間が条件 |
株主優待は図書カード1,000円分がもらえます。
ただし1年以上の継続保有期間が条件です。
また保有株式が300株以上になると、優待内容がカタログギフトにグレードアップします。
5万円以下で株主優待をもらえるオススメ銘柄3選

少額から株式優待をもらいたい方のために、2~5万円以下で1単元(100株)購入できる銘柄を紹介します。
1.RIZAPグループ
株価(2024年3月時点) | 380円 |
1単元(100株)の投資金額 | およそ38,000円 |
1株当たり配当金 | 0円 |
配当利回り | – |
配当金の権利確定月 | – |
株主優待の内容(2024年3月時点) | 100株以上:chocoZAP6カ月半額(9,834円相当) 保有株数に応じてアップグレード |
RIZAPグループはchocoZAPやRIZAPなどのボディメイク事業をはじめ、トレカ事業・エンタメ事業・リユース事業を行っている会社です。
特にここ数年は、スマホがあれば通えるコンビニジムのchocoZAPに力を入れており、2年間で会員数100万人を突破しました。
100株以上の株主は保有株数に応じて、chocoZAPを無料で使えたり、RIZAPグループで利用可能な特別優待券をもらえたりします。
健康増進やダイエットに興味のある方やchocoZAPが気になっている方に、オススメです。
2.ヤマダホールディングス
ヤマダホールディングスは、家電量販店「ヤマダデンキ」をはじめとして、住宅や金融など幅広い事業を展開している会社です。
株価(2024年4月時点) | およそ450円 |
1単元(100株)の投資金額 | およそ45,000円 |
1株当たりの配当金 | 13円(記念配当1円を含む) |
配当利回り | およそ2.88% |
優待の権利確定月 | 3月と9月 |
株主優待の内容 | お買物優待券 |
株主優待は、ヤマダデンキやIDC OTSUKAで使用できるお買物優待券です。100株保有で3月に500円分(1枚)、9月に1,000円分(2枚)を受け取れます。
ヤマダデンキは家電だけでなく日用品も取り扱っており、お買物優待券で日々の家計を楽にできます。
ただし優待券の利用は1回のお買い上げ金額が、税込1,000円以上につき1,000円ごとに1枚(500円)と制限があるため注意しましょう。
3.小僧寿し
小僧寿しは寿司や弁当の製造・販売をしている会社です。またフランチャイズ加盟店への原材料の提供と指導も行っています。
株価(2024年4月時点) | およそ20円 |
1単元(100株)の投資金額 | およそ2,000円 |
1株当たりの配当金 | – |
配当利回り | – |
優待の権利確定月 | 12月 |
株主優待の内容 | ・優待券・ご優待クーポンの随時発行 |
株主優待ではグループ店舗とECサイトで利用できる優待券(500円分)がもらえます。
保有株式数が増えると、優待券の金額も増加するのがポイントです。
また随時優待クーポンが発行されます。
ただし優待券・クーポンの受け取りは「小僧寿しアプリ」で行うため、優待をもらいたい方はアプリのインストールが必須です。
1株(ミニ株・単元未満株)で株主優待をもらう方法

1株(ミニ株・単元未満株)で株主優待をもらう方法を次の2ステップに分けて解説します。
- ステップ1:1株から買える証券会社で口座開設
- ステップ2:1株で優待をもらえる銘柄を権利付き最終日までに購入
ステップ1:1株から買える証券会社で口座開設
はじめに1株から買える証券会社で口座開設します。
大手ネット証券会社であれば、どの会社でも対応しています。
オススメのネット証券会社は「1株から買えるミニ株・単元未満株対応オススメ証券会社」で紹介しているので、参考にしてください。
ステップ2:1株で優待をもらえる銘柄を権利付き最終日までに購入
次に1株で優待がもらえる銘柄を購入します。
購入は権利付き最終日までに行いましょう。
たとえば、上新電機のような3月が権利月の銘柄であれば、29日(金)の3営業日前である27日(水)までの購入が必要です。※2024年の場合
仮に28日以降に購入してしまうと、株式の受け渡しに間に合いません。つまり3月末時点で株主となっていないため、株主優待を受け取る権利がありません。
株主優待を目的に株式を購入する際は、権利付き最終日の確認も必ず行いましょう。
1株(ミニ株・単元未満株)で株主優待をもらう際の注意点

1株(ミニ株・単元未満株)で株主優待をもらう際の注意点は以下の2つです。
「株式ミニ投資」では株主優待がもらえない
先述した通りミニ株には2つの意味があります。
- 株式ミニ投資:10株単位で取引する方法
- 単元未満株:1株単位で取引する方法
株式ミニ投資で購入した銘柄の名義は証券会社となるため、株主優待はもらえません。
ミニ株で銘柄を購入する際は、株式ミニ投資または単元未満株のどちらを指しているか必ず確認しましょう。
株主優待をもらうのに必要な株数や条件をしっかり確認する
株主優待をもらえる条件は、銘柄ごとに異なります。
1株からもらえる銘柄もあれば、100株(1単元)以上の保有が条件となっていることもあります。
また株数だけでなく、最近では継続保有期間が設定されている銘柄も増えました。
たとえば、この記事で紹介したトーソーは継続保有期間が1年以上に設定されています。
これらの条件を満たさないと、株式を保有していても株主優待は受け取れません。株主優待目的で投資する方は、受け取り条件を購入前に必ず確認しましょう。
1株から買えるミニ株・単元未満株対応オススメ証券会社
1株から買えるオススメのネット証券会社を3社紹介します。特徴は下記の表を参照してください。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
ミニ株の 名称 | S株 | かぶミニ | ワン株 |
取扱 銘柄数 (日本株) | 買付・売却: 東証上場銘柄 売却のみ: 名証・福証・札証の上場銘柄 | リアルタイム取引: 746 寄付取引: 1,602 | 買付・売却: ・東証 ・名証 売却のみ: ・福証 (Q-Board銘柄は除く) ・札証 (アンビシャス銘柄は除く) |
売買 手数料 | 0円 ※スプレッドなし | 0円 ※リアルタイム取引のみスプレッド0.22% | 買付:0円 売却:0.55% (最低手数料52円) ※新NISA口座のみ実質無料 (全額キャッシュバック) |
使える ポイント | ・Tポイント ・Pontaポイント ・Vポイント※ | 楽天ポイント | マネックスポイント ※外国株・NISA口座での取引には使用できません。 |
取引 時間 | 24時間 | リアルタイム取引: 9:00〜11:30 12:30〜15:00 寄付取引: 前場寄付 | 0:00〜11:30 ※上記以外は翌営業日注文 |
約定 | 1日3回 ・前場始値 ・後場始値 ・後場終値 | ・リアルタイム ・前場寄付 | 後場始値 |
SBI証券(S株)

引用元:SBI証券
SBI証券は口座開設数ナンバーワンのネット証券会社です。
SBI証券の1番の魅力は、スプレッドを含め売買手数料がかからないことです。そのため無駄な手数料を支払う必要がなく、利益を出しやすいです。
またSBI証券は下記3つのポイントを「1ポイント=1円」として使用できます。
- Tポイント
- Pontaポイント
- Vポイント
※Vポイントのみ、投資信託のスポット買い付けでしか使用できません。
日々のお買い物で貯まったポイントを使えば、現金を使わずに投資ができるため、投資初心者も投資を非常に始めやすいです。たとえばNTTであれば200ポイントで、1株注文できます。
SBI証券は取扱銘柄数も非常に多く、ほとんどの日本株を売買可能です。これから投資を始める方で、どこのネット証券会社を選んだらいいかわからないという方には、SBI証券をオススメします。
楽天証券(かぶミニ)

引用元:楽天証券
楽天証券は楽天グループが運営する証券会社で、2023年4月17日にミニ株を取引できる「かぶミニ」を開始しました。
楽天証券の魅力は寄付取引に加え、ミニ株を唯一リアルタイム取引ができることです。
通常の株式売買と同じタイミングで注文できるため、チャンスを見逃しません。
※寄付取引とリアルタイム取引の銘柄は異なります。取扱銘柄については、こちらでご確認ください。
また寄付取引であれば、何度購入しても手数料がかからない点も嬉しいポイントです。
さらにデイトレード(日計り取引)も可能で、通常の取引と同じように株価の動きを見ながら株式の売買ができます。
※ただし、リアルタイム取引のみ0.22%のスプレッドがかかります。
たとえば株価10,000円の銘柄を1株注文する場合、スプレッドが上乗せされ、約定代金とスプレッドの合計金額は10,022円となります。一方で1株10,000円の銘柄を1株売却する場合はスプレッド0.22%差し引かれ、9,978円となります。
スプレッドがかかるためリアルタイム取引は、通常取引よりも手数料が余分にかかり、利益を出しにくいことが欠点です。
楽天ポイントでミニ株の購入もできるため、現金を使わずに投資を始められます。「1ポイント=1円」として使用できます。
さらに楽天証券は「かぶツミ」で単元未満株の積立投資も可能です。「かぶツミ」では3,000円または1株から積立ができます。株主優待の多くは100株保有していないと受け取れません。
ただ100株投資するためには、数十万円もの投資資金がなければ注文できない銘柄が多く、投資初心者にはハードルが高いです。楽天証券のかぶツミを活用すれば、少額投資でコツコツと保有株数を増やしていくことが可能です。
楽天証券はリアルタイム取引や積立投資などサービスが充実しています。少額からデイトレードをしたい、積立投資をして株主優待を受け取ってみたいという方には楽天証券がオススメです。
マネックス証券(ワン株)

引用元:マネックス証券
マネックス証券の「ワン株」でも買付手数料無料で、購入できます。
マネックス証券の一番の特徴は、ミニ株の貸株サービスがあることです。貸株サービスとは保有している株式を証券会社に貸し出し、貸株金利を受け取るサービスです。
マネックス証券は1株から貸株サービスを利用でき、毎日貸株金利がつくため、何もしていなくても現金が振り込まれます。
またマネックス証券ではマネックスポイントを使用できます。マネックスポイントは売買手数料に充当が可能です。ポイントを活用すれば実質、手数料無料で株式の売買が行えます。
1株で株主優待をもらえる銘柄に関するよくある質問
- ミニ株や単元未満株について、注意点や気をつけるべき点はある?
- すべての証券会社で1株から買えるの?
- 1株で株主優待をもらえる銘柄を探すにはどうすれば良い?
ミニ株や単元未満株の優待について、注意点や気をつけるべき点はある?
100株(1単元)ごとの取引に比べて、手数料が割高になることがあります。たとえば楽天証券は「手数料ゼロコース」を選択すれば、余計なコストを支払うことなく、株式投資が可能です。
しかし単元未満株投資であるかぶミニ投資のリアルタイム取引は、1取引ごとに0.22%のスプレッドが発生します。
取引が多くなると、相応の手数料を支払わなければなりません。頻繁に取引する予定のある方は、スプレッドを含めた売買手数料がかからないSBI証券を選びましょう。
すべての証券会社で1株から買えるの?
証券会社によっては、1株から購入できません。そのため1株から投資を始めたい方は、この記事で紹介した、SBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社で証券口座を開設しましょう。
1株で株主優待をもらえる銘柄を探すにはどうすれば良い?
気になる優待がある場合は、企業のIRページで確認するのが確実です。企業によって優待を受け取れる条件は異なるため、しっかりチェックしましょう。
またIRページを確認しただけで、受け取り条件がわからない場合は企業のIR担当者に確認するのも1つの方法です。
まとめ:株主優待は1株からでももらえる!少額で株主優待デビューしよう
この記事では1株から株主優待がもらえる10銘柄を紹介しました。また5万円・10万円以下の少額で優待がもらえる銘柄もお知らせしています。
最近は新NISAのスタートやSNS、YouTubeの影響で株主優待投資に興味を持つ方が増えています。しかし証券会社によっては、ミニ株・単元未満株投資ができません。
また1株から銘柄を購入すると、100株(1単元)投資よりも手数料が割高になりがちです。
上記のデメリットを解決できる一押しの証券会社は、SBI証券です。SBI証券は、スプレッドを含めた売買手数料が無料で、余計なコストがかかりません。
また個人投資家に人気の日本電信電話(NTT)やソフトバンクに投資が可能です。どの証券会社で口座開設するか迷っている方は、SBI証券を選びましょう。