【2024】株主優待にオススメの証券会社ランキング!手数料が安く取引しやすい口座を紹介

2024年12月26日 更新
【2024】株主優待にオススメの証券会社ランキング!手数料が安く取引しやすい口座を紹介

「株主優待を始めたいけど、証券会社選びのコツがわからない!」

「株主優待を始めるときにオススメな証券会社はどこ?」

「実際に株を購入するときに気をつけるべきポイントは?」

これらの疑問を解決し、ポイントを押さえつつ株主優待を始める際にぴったりの証券会社をご紹介します。

【この記事で分かること】

  • 株主優待目当ての方にオススメの証券会社
  • 証券会社選びのコツ
  • 株主優待をもらうまでの流れと具体的な方法

 

この記事を読めば、手数料や信頼性などさまざまな観点から証券会社について知り、実際の証券会社選びに活かせます。
株主優待向きの証券会社の情報を手に入れればコストを抑えて投資でき、優待をお得にゲットできるので、ぜひ参考にしてください。

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株主優待とは

株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた株主に対し、プレゼントを贈る制度を指します。

株主優待はすべての企業が行っているものではなく、あくまで任意の制度です。
現在は上場企業のうち、約1,500もの企業が優待制度を実施しています。
株主優待の内容は幅広く、宣伝も兼ねて自社の商品やサービスを贈る企業が多いですが、中にはお米や商品券、企業がある地域の特産品などを優待品としているケースもあります。
また、株主限定のグッズが入手できたり、株主限定のイベントに参加できたりなど、他では手に入らないアイテムや経験を得られるのも株主優待の魅力の1つです。

株主優待をもらうためには、証券会社で株を買う必要があります。
投資を始める際の証券会社選びは、楽しく快適に投資を続けていくためにも非常に重要なポイントです。

株主優待にオススメの証券会社の選び方

株主優待狙いで投資を始める際、証券会社選びで重視すべきポイントは、手数料の安さと、銘柄の検索機能の充実度です。
どの証券会社を選んでも優待内容は変わらないので、手数料のやすさやツールの使いやすさや充実度を重視しましょう。
ここでは、手数料や検索機能の重要性を詳しく解説します。

手数料が安い

株主優待狙いの方の証券会社選びでは、まず手数料に注目しましょう。

証券会社を通して株などの売買を行う際には、委託手数料が発生します。
取引回数や取引金額に応じて手数料は変化しますが、基本的には売買のたびに手数料がかかります。
株主優待狙いの投資では、長期保有を視野に入れて行うケースが多いですが、株を売却したり、新たに買い増したりすることもあるでしょう。
そうした際に手数料が高いと、手数料が優待価額や売買で得られる利益を上回る「手数料負け」の状況になることも。

基本的に、株式投資を始める際は、できるだけ手数料がお得な会社を選ぶのがオススメです。
「取引額●●円までなら手数料無料」といったサービスを行っている会社を選ぶとよいでしょう。

銘柄の検索機能が充実している

株式投資で頻繁に利用する機能が銘柄の検索機能です。証券会社を選ぶ際は、この検索機能が充実していると便利です。
多くのネット証券では、権利確定月・優待内容・投資に必要な最低資金などの基本的な情報による絞り込みが可能になっています。
しかし、より効率よく自分に合った銘柄を探すためには、複数選択機能の有無や絞り込み条件の豊富さなど、一歩先の充実度が得られる証券会社を選ぶことが大切です。
また、銘柄の検索結果画面に実際の優待品の画像が付いていると、イメージがわきやすくなるため銘柄選びの助けとなります。

これに加え、銘柄検索の結果の画面の情報量もチェックしておきたいポイントです。
証券会社の銘柄検索画面には、検索結果の画面にさまざまな情報が一度にまとめて表示されるタイプと、検索結果画面には基本情報のみが記載され、詳細情報をチェックするには別画面に進む必要があるタイプがあります。

一覧ですべての情報が表示されるものは情報量が多く、チェックしづらいと感じる方も多いですが、一方で別画面に進むタイプの場合、多くの銘柄をチェックしたい際には手間がかかってしまうというデメリットもあります。
画面の見やすさ・使いやすさはその後の投資のモチベーションにも関わる問題ですので、自分の好みに合うものを選ぶようにしましょう。

株主優待にオススメの証券会社5選

株主優待にオススメの証券会社を、独自のランキング形式でご紹介します。

第1位:SBI証券

SBI証券
手数料
通常口座NISA口座
1日定額~50万円1取引ごと~10万円購入時売却時
0円0円0円0円
口座開設維持費先物・オプションミニ株投資信託
0円
IPO日経225ミニ信用取引夜間取引
外国株
米国株中国株韓国株

SBI証券は、グループ全体で口座開設者数が1,000万人を超える大手ネット証券です。

投資商品も幅広く、自分に好みに合った優待を探しやすいというメリットがあります。
国内株式(現物・信用・S株)の手数料は一部を除き無料で、業界最安水準です。
株主優待を楽しむうえでのSBI証券の魅力は、検索機能の充実度にあります。
優待利回りなどを含む検索絞り込み条件の豊富さやソート機能の使いやすさ、検索条件の複数選択が可能であることなどは銘柄探しの大きな助けとなるでしょう。

また、国内株式約3,000銘柄、米国株式約5,600銘柄、中国株式約1,300銘柄、韓国株式約73銘柄と、取扱商品が他の証券会社と比べても群を抜いて多いのもSBI証券の特徴の1つ。
豊富な銘柄の中から、自分に合ったものを選ぶ楽しみを味わえます。

迷ったらSBI証券を選ぶことをおすすめします。

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第2位:楽天証券

楽天証券
手数料(ゼロコース利用時)
国内株
0円
口座開設維持費先物・オプションミニ株(かぶミニ)投資信託
0円
IPO日経225ミニ信用取引夜間取引
外国株
米国株中国株韓国株

楽天証券は、楽天グループが運営するインターネット証券です。
近年過去5年間の累計新規口座開設者数1位となっており、高い人気を誇っています。
楽天証券では手数料コースで「ゼロコース」を選択すると、国内株式(現物・信用)の売買にかかる手数料が完全無料になるなど、取引のコストを抑えるサービスを多数行っています。

手数料の安さだけでなく、各種ツールが充実しているのも楽天証券の人気のポイントです。
さらに、低リスクで株主優待を楽しみたい方におすすめなのが「つなぎ売りモード」。
つなぎ売りが可能な銘柄だけを参照し、株価の下落によるリスクを抑えながらお得に株主優待をゲットできます。
つなぎ売りに関心がある方や、ツールが充実している証券会社を選びたい方にオススメです。

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第3位:マネックス証券

マネックス証券
NISA手数料
国内株式取引投資信託 申込米国株 国内取引中国株 国内取引
0円
一般口座 取引毎手数料コース一日定額手数料コース(約低金額100万円以下)
現物取引信用取引
55円〜99円〜550円
口座開設維持費先物・オプションミニ株(かぶミニ)投資信託
0円
IPO日経225ミニ信用取引夜間取引
外国株
米国株中国株韓国株

マネックス証券の特徴は、なんと言っても圧倒的な情報量と扱いやすいツールの数々です。
初心者でも企業の業績予想などを簡単に把握できる銘柄スカウターや株価情報をリアルタイムでチェックできるマーケットボードの他、株取引に関するツールをうまく使えば好みの株主優待を探しやすくなります。
サポートも手厚く、初心者からベテランまで使いやすいネット証券です。

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第4位:松井証券

松井証券
NISA口座手数料
国内株米国株投資信託
0円
一般口座手数料(1日定額制)
~50万円~100万円~200万円~1億円1億円~
0円1,100円2,200円100万円単位で1,100円加算110,000円(上限)
口座開設維持費先物・オプションミニ株投資信託
0円
IPO日経225ミニ信用取引夜間取引
外国株
米国株中国株韓国株

松井証券は、独自サービスの多さと手数料の手頃さで人気の証券会社です。
現物・信用どちらの売買も代金50万円以下なら手数料が無料であることや、その日買った銘柄をその日のうちに売る「日計り取引」で信用取引をする際、手数料や金利、貸株料が0円になるサービス「一日信用取引」が高い支持を得ています。
情報検索ツールも扱いやすく、優待を実施している銘柄の中から配当の高いものを絞り込むなど、株主優待狙いで株を購入する方に嬉しい機能が豊富に揃っています。

信頼性が高く、手数料がお得な会社で口座を作りたい方にオススメの証券会社です。

第5位:GMOクリック証券

GMOクリック証券
手数料
通常口座NISA講座
1日定額~50万円1取引ごと~10万円購入時売却時
0円90円0円0円
口座開設維持費先物・オプションミニ株投資信託
0円
IPO日経225ミニ信用取引夜間取引
外国株
米国株中国株韓国株
×

GMOクリック証券は、手数料・コストの面で根強い人気を誇るネット証券です。
3000万円以上の取引をしても手数料が1,000円以下という圧倒的な安さは他の追随を許しません。

株主優待は長期保有を前提としているので、東証一部上場企業であるGMOインターネット株式会社が運営するGMOクリック証券は信頼性が高く、おすすめです。
ただし、外国株の取り扱いがない点やIPOの取り扱い数が少ないなどの弱点もあるため、口座開設の前に十分に情報収集して他社と比較・検討することが大切です。

株主優待目的で株を買う際のポイント

お得で楽しい株主優待ですが、見落とすと思わぬ損をするポイントもあります。
注意すべき点をしっかり押さえておきましょう。

優待権を得るために必要な株数・保有年数を確認する

ほしい銘柄が決まったら、まずは優待権利を得るために必要な株数や保有年数をチェックしましょう。
多くの銘柄では1単元(100株)から優待の権利が得られるようになっていますが、銘柄によっては200株から、500株からなど、異なる株数が設定されている場合もあります。
また、株主優待を実施している銘柄の中には、株の保有年数を優待権利発生の条件としているものもあります。
3年以上、5年以上など、指定の年数以上株を保有し続けなければ株主優待の権利を得られないものもあるため、事前の確認が必要です。
各企業のIR情報のページにある株主優待に関する記載をしっかり読み、必要な株数と保有年数を把握しておきましょう。

権利付最終日までに必要な数の株式を購入する

権利付最終日は、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得られる最終取引日です。

規定の数の株を権利付最終日までに購入すれば、株主優待をもらう権利を得られます。

株主優待を受け取りたいなら、権利付最終日までに必ず株の購入を済ませましょう

権利付最終売買日は、権利確定日から2営業日前です。

権利付最終売買日を過ぎてしまえば株主権利を得られないため、優待を受けることができません。

優待を受け取るには、次の権利確定日まで待つ必要があります。

買い忘れのないよう、事前に権利確定日を営業日と照らし合わせて権利付最終売買日を確認しておきましょう。

優待目的なら株の買い時は権利付最終日後がおすすめ

優待をもらうことが目的であれば、権利付最終日を過ぎたタイミングで株を購入しておくのがオススメです。

一般的に、優待銘柄は権利付最終日に向けて購入する人が増えるため、値上がりする傾向があります。
優待がほしいからと権利付き最終日直前に株価が上がりきったタイミングで株を購入すると、投資金額が多くかかり、損をしてしまうことも。
多くの投資家は株主優待銘柄の権利付最終日の翌日(権利落ち日)以降に株を売るため、権利付最終日よりも株価はぐっと下がる傾向にあります。
株主優待狙いで株を買う際は権利付最終日後の株価が安いタイミングで購入すると、投資金額を安く抑えられます。


この方法で優待銘柄を購入すると、次の権利付最終日まで待たないと優待をもらうことはできません
しかし、つなぎ売りなどのややハードルの高い手法を選ばずとも、低リスクでお得に株主優待を楽しめるという大きなメリットがあります。
購入したい銘柄が定まったら、過去のチャートを見て権利付最終日付近の株の値動きを調べておくのがオススメです。

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株主優待をもらう方法・流れ

株主優待をもらうには、選んだ証券会社で口座を開設し、株を購入する必要があります。
ここでは、SBI証券を例にして株主優待をもらうまでの流れを詳しく解説します。

SBI証券で口座を開設する

SBI証券 口座開設の流れ

引用元:SBI証券

株を買う際は、普段使っている貯蓄用の口座とは別に取引用の口座を準備する必要があります。
SBI証券ではWeb上で口座開設を完結させることができます。
必要事項を入力して本人確認書類を提出すれば、最短翌日から株の購入が可能です。

入金する

口座開設が済んだら、資金を入金しておきましょう。
即時入金サービスを使えば手数料無料で資金を入金できます。

今回は、より手軽なインターネットから入金する方法をご紹介します。

インターネットで入金する際は、自分が持っている銀行口座でインターネットバンクの契約を済ませておきましょう。

SBI証券 ログイン

引用元:SBI証券

まずはSBI証券のサイトにアクセスし、ユーザーネームとパスワードを入力してログインします。

SBI証券 トップページ
SBI証券 入金画面

ログインをしたら「入金」ボタンをクリックし、入金元の金融機関を選びます。

SBI証券 入金画面

金融機関を選択したら、入金金額とパスワードを入力して、「入金指示確認」のボタンをクリックします。

SBI証券 入金画面

振込確認画面を確認し、問題なければ「入金指示」ボタンをクリックしてください。
その後、各金融機関の指示に従って操作すれば入金完了です。

銘柄を検索する

SBI証券 銘柄検索
SBI証券会社銘柄検索

引用元:SBI証券

銘柄検索窓を使って、購入する銘柄を探しましょう。
サイト上部の銘柄検索窓にキーワードを入力し、検索ボタンをクリックすると条件に合致する銘柄が表示されます。

株式を購入する

SBI証券 現物買い

引用元:SBI証券

画面の指示に従い、取引メニューから国内株式を選択しましょう。

次に銘柄コードを入力します。
購入したい銘柄のコードを入力してください。

個別銘柄の画面では、取引種類を選択できます。
最初のうちは現物買を選択するのがおすすめです。

SBI証券 注文画面

引用元:SBI証券

次の画面で注文の詳細を指定します。
株数・価格・期間・預かり区分などを選択し、間違いがないかしっかり確認してから発注しましょう。

株主優待を受け取る

企業にもよりますが、多くの場合は権利確定日から2~3か月後を目安に株主優待券が発送されます。

例えば、権利確定日が9月の銘柄であれば、11~12月頃に優待券が発送されるケースがほとんどです。

株の購入からはかなり間が空きますが、優待券や特典の到着を楽しみに待ちましょう。

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株主優待に関するよくある質問

株主優待に関するよくある質問にお答えします。

別々の証券会社で購入した株の株主優待は合算される?

別々の証券会社で同一銘柄の株を購入した場合、保有株数は合算されます


例えば、Xという銘柄の優待権利発生株数が300株であったとします。
A証券会社でXの株を100株、B証券会社で200株保有していた場合、証券保管振替機構によって行われる措置が「名寄せ」です。
名寄せとは、投資をする人が証券会社などに複数の口座を開設している際、氏名や住所などの情報に基づいて同一であると判定されれば同じ人の口座として扱うことです。
上の例では名寄せが行われればAの口座もBの口座も同一の人の口座として扱われ、保有株数の合計が300株となるため株主優待をもらえます。

ここで注意したいのが、株主優待を複数もらいたい場合は別名義の口座が必要になるということです。
例えば、優待権利発生株数が100株で株主優待が1個もらえる銘柄Yがあったとします。
同一名義でA証券会社でYの株を100株、B証券会社で100株保有している場合、名寄せが行われるため同一人物が200株を保有していることとなり、株主優待は1つしか受け取れません。
Yの株主優待を2つ受け取るには、家族の名義などでもう一つ別の口座が必要です。
名義の仕組みを把握し、お得な運用方法を計画しておきましょう。

投資信託で買った株の優待はどうなる?

投資信託を利用する場合、株主優待を受け取ることはできません
投資信託では、信託銀行が投資家から集めたお金を使い銀行名義で投資を行うため、株主優待を受け取るのは信託銀行です。
信託銀行が受け取った株主優待は、換金可能なものは換金して「信託財産」に繰り込まれます。
信託財産は投資家の資産となるため、間接的ではありますが投資信託を利用する人も株主優待で得られた利益を受け取っているというわけです。

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まとめ:証券会社にこだわって株主優待をよりお得に楽しもう

今回は、株主優待目当てで株を購入する際にオススメの証券会社や株主優待をもらう際の注意点などについて解説しました。

手数料、信用性、検索画面の扱いやすさなど、株主優待を長く楽しむためには、ポイントを抑えた証券会社選びが重要です。
複数の証券会社を比較し、自分に合った証券会社を選びましょう。

株主優待目的で株を購入する際は、ご紹介した3つの証券会社がおすすめです。

証券会社探しの手がかりとして、本記事をぜひ参考にしてください。

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