ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株主優待はお得?いつ届くかや買い方、使い方など具体的に解説

2025年02月18日 更新
ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株主優待はお得?いつ届くかや買い方、使い方など具体的に解説

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)は、家電量販店「ヤマダデンキ」を展開する持株会社です。家電販売を基盤に、家具・インテリア、住宅関連事業など、暮らし全般に関わる幅広い事業を手がけています。

同社の株主優待では、グループ店舗で利用できるお買い物優待券がもらえます。最低投資額は100株45,000円(2025年2月6日時点)と手頃で、優待+配当利回りは6.22%と高水準です。

また、優待券は家電だけでなく、日用品や消耗品の購入にも使えるため、「何を買うか決めていない方」にもオススメの優待です。

この記事では、ヤマダ電機の株主優待について、もらい方や使い方、届く時期、オススメポイントなどを詳しく解説します。投資を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてください。

※2025年2月6日時点の情報をもとに執筆しています。

一言アドバイス

家電も日用品もOK!幅広い用途で使える株主優待券が年2回もらえる

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)のオススメ度

オススメ度★★★★☆
優待回数年2回
優待権利確定月3月と9月

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)の基本情報

基本情報

1株配当(予想)13円※創業50周年記念配当1円を含む
配当利回り(予想)2.88%
優待+配当利回り(予想)6.22%※保有株式数が100〜499株の場合
優待の価値1,500円相当※保有株式数が100〜499株の場合
優待だけの利回り3.33%※保有株式数が100〜499株の場合
優待の最低取得額100株45,000円

その他の情報

PER(予想)11.05倍
PBR(実績)0.5倍
年初来高値480円
高値日付2024年11月14日
年初来安値402円
安値日付2024年8月5日

株価更新

最新の株価450円

※2025年2月6日時点の情報です。

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)の株主優待の内容

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株主優待は、保有株式数に応じて同社グループ店舗で利用できる優待券を年2回受け取れます。保有株式数と受け取れる優待券の金額は下記を参照してください。

基準日所有株式数別の優待内容発送時期
100株〜499株500株〜999株1,000株〜9,999株10,000株以上
3月末500円分(1枚)2,000円分(4枚)5,000円分(10枚)25,000円分(50枚)6月下旬
9月末1,000円分(2枚)3,000円分(6枚)5,000円分(10枚)25,000円分(50枚)12月下旬

出典:ヤマダホールディングス「株主優待制度」

税込1,000円以上の買い物につき、1,000円ごとに1枚(500円)の優待券が利用できます。なお、1回のお買い物での利用枚数は最大で50枚です。

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)株主優待のオススメポイント

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)のオススメポイントは、以下の2つです。

  • 47都道府県で利用できる
  • 保有株式数に応じて優待券の枚数が増える
  • 優待券利用後の差額分に対してポイントが付与される

1つでもこれから紹介するオススメポイントに魅力を感じる方は、ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)への投資を検討しましょう。

47都道府県で利用できる

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の店舗は全国47都道府県に展開されており、日本全国どこに住んでいても株主優待券を利用できます。さらに、グループ店舗の中には家電だけでなく日用品を扱う店舗もあるため、日常の買い物はもちろん、外出先での急な買い足しにも便利です。

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の優待券を利用できるブランドの一例は、下記のとおりです。

  • LABI
  • テックランド
  • YAMADA web.com
  • ベスト電器

優待券が利用できる店舗は、こちらの公式サイトで確認できます。投資を検討する前に、お住まいのエリアに対象店舗があるかを事前にチェックしておきましょう。

優待券利用後の差額分に対してポイントが付与される

優待券利用後の差額分に対しても、ポイントが付与されるため、お得に買い物をしつつ効率的にポイントを貯められます。

例えば1万円(税込)のお買い物で優待券1枚(500円分)を使い、お会計が9,500円になったとしましょう。この9,500円に対してポイントが付与される仕組みですが、実際にどのくらいのポイントがもらえるのかは支払い方法次第です。

ここでは、ヤマダLABIカードで決済した場合を想定して、具体的にポイント付与額を算出してみます。ヤマダLABIカードのポイント還元率は10%のため、付与されるのは9,500円の10%にあたる950ポイントです。
※購入する商品によっては、ポイント還元率が10%にならないこともあります。

このように、株主優待券を使いつつも、ポイントをしっかり獲得できるのが大きなメリットです。

ヤマダホールディングス(9831)の公式ホームページ

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)の株主優待はいつ届く?もらうまでの流れ

  1. 6月・12月下旬頃に優待券が発送される
  2. 優待券利用可能店舗で会計時に優待券を提示する

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)株主優待の前回からの変更点

  • 長期保有優遇制度の廃止
  • 保有株式数100〜499株の株主が受け取れる優待券が年間3,000円から1,500円に減額

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)は、2021年2月4日に株主優待制度の変更を発表しています。

1つ目の変更は、長期保有優遇制度の廃止です。これまでは、3月末と9月末の基準日に株式を一定期間継続保有している株主は、追加の優待券が受け取れました。

3月の基準日に受け取れる追加の優待券は、継続保有期間によって枚数が異なります。

  • 1年以上2年未満の継続保有:1,500円分(500円×3枚)の優待券を追加
  • 2年以上の継続保有:2,000円分(500円×4枚)の優待券を追加

9月の基準日では、1年以上継続保有している100株以上の株主は、500円分(500円×1枚)の優待券が追加で受け取れました。

しかし、今回の制度変更により長期保有優遇制度は廃止され、継続保有による追加の優待券は受け取れなくなりました。

また、保有株式数100〜499株の株主が受け取れる優待券の年間総額も減額されています。

これまでは年間3,000円分(3月1,000円+9月2,000円)でしたが、年間1,500円分(3月500円+9月1,000円)に半減されました。

基準日変更前変更後
3月末1,000円分(2枚)500円分(1枚)
9月末2,000円分(4枚)1,000円分(2枚)

これらの変更により、長期保有によるメリットがなくなり、年間を通じて受け取れる優待券の金額も半減しました。

そのため、株主にとっては株主優待制度の改悪といえるでしょう。

しかし、ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株主優待利回りは3.33%と依然として高水準であり、優待+配当利回りを合わせると6.22%と6%を超える水準を維持しています。

この利回りの高さを考えると、今回の制度変更があったとしても、ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)は依然として魅力的な銘柄の一つといえるでしょう。

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)の株主優待の注意点

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株主優待は、非常に使いやすいので万人にオススメできますが、以下の注意点もあります。

  • 一部店舗や商品には利用できない
  • 有効期限が設定されている

注意点を理解せずに投資すると、後悔する可能性があります。事前にしっかりと注意点を押さえ、納得した上で投資判断をしましょう。

一部店舗や商品には利用できない

優待券は基本的に国内の店舗で利用できますが、一部のFC店舗では利用できません。また、【IDC OTSUKA】業態店舗は、家電取扱店舗の家電売り場商品のみ利用が可能です。

さらに、優待券が利用できないサービスや商品の一例として、以下のようなものがあります。

  • 通信販売
  • 修理・工事代金
  • 商品券等の金券
  • リサイクル料金
  • 自動販売機などの機械会計
  • たばこ

詳しくは公式サイトで確認できます。優待券を利用したい店舗や購入したい商品が対象外になっていないか、投資前に確認しましょう。

有効期限が設定されている

優待券には、基準日ごとに以下の有効期限が設定されています。

基準日有効期限
3月末同年12月末まで
9月末翌年6月末まで

有効期限が過ぎないように計画的に利用しましょう。

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)の株主優待の口コミ・評判

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の口コミ・評判を紹介します。

ヤマダ電機の株主優待の良い口コミ

同社の優待券は日用品だけでなく、家電や子供のおもちゃなどを幅広い商品に使えることを評価する口コミが多数ありました。さまざまな商品に利用できるため、利用する方を選ばない万人にオススメできる銘柄といえそうです。

ヤマダ電機の株主優待の悪い口コミ

ヤマダ電機の株主優待について、悪い口コミはそれほど多く見られませんでした。しかし、一部「他店と比べて割高な商品が多く、適正価格の商品を探すのが大変」といった声がありました。

例えば、同じ家電製品でも他店の方が安く購入できることがあるため、価格を比較しながら買い物をする必要があるという意見が見受けられます。

また、ドラッグストアと比較して、「ヤマダ電機で日用品を買うと割高に感じる」と指摘する声もありました。そのため、優待券を最大限に活用するには、家電や日用品の価格を比較し、お得な商品を選ぶことが重要だといえます。

他店と比べて割高な商品を購入したくない方にはあまりオススメできない銘柄と言えるでしょう。

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)の株主優待の権利確定日

2025年3月の優待権利確定日一覧

権利付き最終日2025年3月27日(木)
権利落ち日2025年3月28日(金)
権利確定日2025年3月31日(月)

2025年9月の優待権利確定日一覧

権利付き最終日2025年9月26日(金)
権利落ち日2025年9月29日(月)
権利確定日2025年9月30日(火)

2026年3月の優待権利確定日一覧

権利付き最終日2026年3月27日(金)
権利落ち日2026年3月30日(月)
権利確定日2026年3月31日(火)

2026年9月の優待権利確定日一覧

権利付き最終日2026年9月28日(月)
権利落ち日2026年9月29日(火)
権利確定日2026年9月30日(水)

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)(9831)の株主優待のよくある質問

ヤマダホールディングス(ヤマダ電機)の株主優待に関するよくある質問について、お答えします。

  • ヤマダ電機の株主優待はどんな人にオススメ?
  • ヤマダ電機の株主優待は転売できる?
  • ヤマダ電機の株主優待はネットやテナント店舗(シャトレーゼなど)でも使える?
  • ヤマダ電機の株主優待のお得な使い方はある?

ヤマダ電機の株主優待はどんな人にオススメ?

ヤマダ電機の株主優待は、購入予定の商品が決まっていない方にもオススメです。

優待券は、家電製品だけでなく、日用品や家具、住宅関連サービスなど、さまざまな用途に利用できます。そのため、現時点で具体的に購入したい商品がなくても、優待券が届いてから必要なものを選ぶことが可能です。

例えば、家電量販店ならではの消耗品である乾電池や電球、スマートフォンのアクセサリー類の購入にも使えます。また、ヤマダ電機の一部店舗では、食品や生活雑貨も取り扱っているため、日常の買い物にも活用できます。

このように、優待券の使い道が幅広いため、柔軟に利用できる点が魅力です。「特に決まった買い物がないが、何かしらに使える優待が欲しい」という方には、ヤマダ電機の株主優待がオススメです。

ヤマダ電機の株主優待は転売できる?

ヤマダ電機の公式サイトには、株主優待は本人のみが利用でき、他人への譲渡や売買はできないとの記載があります。そのため、公式ルール上は転売が禁止されていることになります。

また、現在の法律では、株主優待の転売自体を直接的に禁止する規定は存在しません。しかし、転売によって思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため、注意が必要です。

例えば、フリマサイトやオークションサイトでは、株主優待券を含む金券類の出品を禁止している場合があります。規約に違反して出品すると、出品の取り消しやアカウント停止などのペナルティを受けるリスクがあります。

すべてのケースで即座に取り締まられるわけではありませんが、サイト側の対応次第では厳しい処分を受けることもあるため、慎重に判断することが大切です。

また、株主優待は本来、株主本人やその家族が利用することを目的として提供されています。転売するよりも、自分や家族で有効活用するのが理想的な使い方です。

ヤマダ電機の株主優待はネットやテナント店舗(シャトレーゼなど)でも使える?

ヤマダ電機の株主優待は、通信販売の代金やテナント店舗での買い物には利用できません。そのため、優待券を使いたい場合は、実店舗での買い物に限定されることに注意が必要です。

また、ヤマダ電機の一部店舗には、シャトレーゼなどのテナント店舗が併設されていますが、これらのテナント店舗では優待券を使用できません。ヤマダ電機の売り場で販売されている家電や日用品には利用可能ですが、テナントエリアでの支払いには適用されないため、事前に確認しておくと安心です。

ヤマダ電機の株主優待のお得な使い方はある?

ヤマダ電機の株主優待券を最大限に活用するには、購入したい商品の価格を他店と比較し、同価格または安く販売されている商品を選ぶのがオススメです。

とはいえ、価格の比較をするのが面倒な場合は、欲しい商品を優待券を使って購入するのがお手軽な方法です。

ヤマダホールディングス(9831)の株主優待をもらうには!オススメ証券会社3選

株主優待狙いで株を保有するなら、以下の証券会社がオススメです。

SBI証券

引用元:SBI証券

手数料
通常口座NISA口座
1日定額~50万円1取引ごと~10万円購入時売却時
¥0¥0¥0¥0
口座開設維持費先物・オプションミニ株投資信託
¥0
IPO日経225ミニeワラント信用取引夜間取引
外国株
米国株中国株韓国株

SBI証券は、グループ全体で口座開設者数が1,000万人を超える大手ネット証券です。

SBI証券では条件選択と検索結果が1つの画面でチェックでき、非常にわかりやすい画面構成になっています。

検索画面で選択できる項目が多く、優待獲得に必要な金額などでも銘柄を絞り込めるのは優待目当ての投資において大きなメリットとなるでしょう。

手数料も業界最安水準ですので、迷ったらSBI証券を選ぶことをおすすめします。

国内株式の売買手数料ゼロ!新NISAにもオススメ SBI証券はなぜこんなに人気?理由をチェック

楽天証券

引用元:楽天証券

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マネックス証券

引用元:マネックス証券

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